30代社会人のボクシング初心者体験記 30代からの新しい挑戦
30代の初心者がボクシングジム入会した感想。初回の印象と練習内容
2018/11/15
格闘技未経験の30代社会人男ですが、ボクシングジムでの体験コースを経て、ついにボクシングジムに正式入会しました。
憧れの格闘技ライフの幕開けです。
先日、第一回目の練習を終えたので、その内容や思ったことなどを書いていきます。
目次
ボクシングジムは怖い?雰囲気や利用層について
2017年7月初旬。
私はやや緊張しながら、ボクシングジムへ向かいました。
正式な入会手続きをしてから最初の訪問です。
前回買いそろえた新品のスポーツウェアやシューズが入ったバッグを手に、ジムの扉を開きました。
ついに正式な「ボクシングジム」デビューとなります。
ボクシングジムの中に入るとまず挨拶が生まれた
私が初回に行った時間は夜8時ごろでした。
ジムに入ると、会長さんを始め、ジムで練習していた会員の方たちからも一斉に挨拶をされました。
会長「こんばんはー」
会員「こんばんはー」
私もすかさず挨拶を返しました。
怖い感じではなく、アットホームな声のトーンです。
ボクシングジムってどこもこういうものなんでしょうか?
「ほほう、さすがボクシングジム!これが体育会系ってやつか…!」
軽く驚きましたが、やはり挨拶というのは気持ちがいいです。
ボクシングジムの雰囲気
ジムの中には、私を含めて5、6人程度の人がいました。
皆それぞれ違った練習をしており、サンドバッグを叩く人、鏡の前でシャドーをする人、リングで会長とミット打ち?をする人など。
サンドバッグに向き合っていた一人は、「シュッシュッ!」と、まさにテレビでよく見るような感じで、息を吐きだすような声を小刻みに出し、パンチを繰り出していました。
その様子はまさに真剣で鬼気迫るものがあり、怖いくらいでした。
ああいうのを見ると、「自分、ボクシングジムに入門したんだな」という実感がわきます。
どの会員さんも汗を浮かべて、練習に集中していました。
ボクシングジム会員の年齢層など
練習をしていた人はみな、30代~40代の男性といった感じ。
テスト入会をした時に見かけた人たちもそれくらいでした。
会長に、利用層はどんな人がいるんですかと聞いたところ、「普通の会社員とかが多い」とのことでした。
ボクシングジムというと、やはり怖そうなイメージがあります。
昔、TVで「ガチンコファイトクラブ」という番組が流行りました。
https://www.youtube.com/watch?v=iXVAZXinubw
怒号が飛び交ったり、乱闘騒ぎが人気でした。
ボクシングになんとなくこういうイメージをひきずってる人って多いのかも。
プロにもやんちゃっぽい人多い印象ですもんね。
私の通うジムでは、十代の不良少年や、明らかなヤンキーといった風体の方は見かけていません。
むしろ普通の人が多い印象でした。
最近はフィットネスや、ストレス解消目的のカジュアルな利用者が中心らしく、そこまで身構える必要はないかもしれません。
今のところの印象としては、ほんとそこらのスポーツジムと変わらないなといった感じです。
ただ、格闘技を選ぶくらいなので、根性のある人が多いのかもしれません。
ボクシングジム入会後初回の練習内容
ロッカールームに荷物を預け、トレーニングウェアに着替えたら、いよいよ初回の練習開始です。
まずはストレッチや柔軟をレクチャーされる
最初に柔軟体操の基本を教えられました。
テスト入会の時にもこれは教えられたので、やったことを思い出しながら行いました。
足を伸ばし、関節を伸ばし、腰を回し…など普通の内容です。
続いて腹筋などの軽い筋トレ。
これも基礎的なことを教えてくれます。
そして縄跳び。
ボクシングというと練習で縄跳びをやっているイメージがあります。
このジムでも当然やるわけなんですが、なんでボクサーは縄跳びをやるんでしょうか。
会長に聞くと、「運動になるし、飛び跳ねることでリズム感も養える」とのことでした。
確かに、ボクサーは試合中も小刻みにピョンピョン跳ねています。
うーむ、そういうことだったのか。
歴代の名選手たちも縄跳びしまくっています。
ボクシングと縄跳びは切っても切れないものなんですね。
基本のフォームを教え込まれる
柔軟が終わると、ボクシングの基本的な構えをレクチャーされました。
軍手をここではめます。
基本のパンチの構え(右利きの場合)
- 足を肩幅に広げ、右足を2歩下げ、体を斜め45度に。
- そのまま頭だけ正面を向き、顎を引いて前を見る。
- 脚の重心を五分五分に。きゅっと脇をしめ、右拳を顔の前に。左拳はコブシひとつ分だけ離して顔の前へ。
- 下げている右足の爪先を立て、やや重心を左足にのせる。
いわゆる「ファイティングポーズ」ですね。
実際やってみると意外に難しくて、会長さんに間違いを指摘されまくりでした。
どこかを意識すると、別のどこかがおかしくなり、そこも直すと、また他のところが狂ってしまう…。
これは慣れるまで大変そうです。
昔習っていたテニスの時もそうでしたが、スポーツの入門したてはとにかく基本フォームの習得から始まります。
初心者からすると地味であまり面白くない内容なので、「早く試合やらせてくれ」と思うものです。
でも基本は重要なのでじっくり習わないとですね。
「ああ、早くスパーリングとかしてみたいなぁ」とか思いながら、鏡見て地道にフォームをチェック。
なんだかんだで初回は終了
こんな感じで1回目のジム練習は終了でした。
会員さんたちは帰る際にも「お疲れ様でしたー」と声をかけあっていました。
面識もない人同士でしたが、私もそれに呼応します。挨拶が自然に発生するのは気持ちいいです。
始めたてでまだまだ意欲のある私。
練習もフォームだけだったので物足りず、帰り際に思わずやる気をアピールしました。
「早くフォーム覚えたいし、これ家でもやってきますね!」
しかし、すかさず会長さん
「いや、別にいいですよ。イメージ程度で大丈夫です。間違ったフォームを覚えてもまずいんで…」
/(^o^)\
そりゃそうですね。
やる気が空転して、間違った物を覚えても意味がない。
私のボクシング道はまだ始まったばかり。
長く続けられるよう頑張っていきたいと思います。
次回は「格闘技の専門ショップ」が色々と凄かった件です。
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