ボクシング7か月目の感想:左フック強すぎ。あとスタミナ不足
2018/08/01
ボクシングを始めて7か月が経過しました。
今やっている練習内容や、できるようになったことなどを語ります。
先月分の感想はこちら「30代社会人がボクシングジムに半年通った現実を教えます 」
目次
ボクシングジム7か月目の感想
先月あたりからジムに通う頻度は週4くらいと、始めた頃から倍になってます。
スパーリングに到達するまで全速力です。
左フックの威力が超すごいんだが
ここのところは先月から教えてもらった左フックをずっと練習しています。
フックとはその名の通り、肘を鉤爪のように曲げたまま、腰の回転とともに放つパンチです。
とても威力が出る打ち方だそうで、実際のボクシングの試合もフックによるKOが圧倒的に多いんだとか。
(ちなみに右フックはまだです。ボクシングの動作は左右でだいぶ勝手が違います)
このパンチは実体験として、本当に威力が出るなぁというのを感じてます。
例えば音。
練習では、フックでサンドバッグを叩くんですが、ジャブやストレートととでは明らかに叩く音が変わるんですよ。
ストレートが「ボフッ…」だとしたら、フックは「ボァンッ!」と響く感じ。
熟練の方の左フックとか、音がえげつないことになってます。
怖すぎ。
フックは打ち込んだ時の手ごたえも、通常のパンチとは比べ物になりません。
サンドバッグの重みや硬さがより拳に伝わるし、押し込んでいる感覚も非常に強いです。
私のような初心者でも、成人男性の腕力によるフックは必殺のパンチになりそうな印象です。
こんなんでアゴぱっかーんてうたれたら、そりゃ意識飛ぶな…と感じました。
初めて教えてもらった必殺級のパンチにテンションが非常に上がりました。
フック練習で拳に血がにじむ
フックの練習後に手を見ると、肌がやぶけ、血が滲んでました。
やはり威力が出ますね。こんなの初めてです。
単に打ち方が下手なだけかも。
実際はこうなると
「やべぇwww俺強くなってるww拳もどんどん固くなりそうだし、こりゃ勲章だわ!」
と逆にテンションがあがります。
このページを読むくらいの人なら、きっと同じことを思うはずです。
課題はスタミナ不足
私の現在の大きな課題の一つがスタミナ不足です。
ジムでは毎回ミット打ちを2Rやるんですが、後半はもうバテバテになってしまいます。
日頃の運動不足のせいか、深刻にスタミナ不足です。
会長からも「練習を見ていると、休憩が長い。」と指摘されました。
確かに、今までラウンドを意識したことがなく、自分のペースでやって休んでをしていました。
そこで一度まともに1Rを意識して練習したところ、これがキツイ。
キツすぎる!
1Rを本気でやるとこんなにきついのかと感じました。
そして、1Rでバテてしまう自分の驚異的なスタミナのなさに愕然としました。
ボクシングでスタミナをつける方法
スタミナをつけるにはどうすればいいのか、会長さんに聞いてみました。
私「スタミナをつけるにはどうすればいいんですか?やはり走り込みとか?」
会長「走り込むならかなり速いペースで走る必要がある。でもそれはスタミナというより下半身強化的な意味合いが大きいかな。それよりもおすすめなのは、ミット打ちが終わった後に、休まずサンドバッグを本気で叩きまくるのがいい。最低でも1R。続けられるなら2R、3Rと続ける」
少し調べましたがこれは業界用語では「インターバルトレーニング」に該当しそうです。
以下、wikiより。
インターバルトレーニング(Interval training)とは、不完全回復を挟みながら運動(中強度〜高強度)を繰り返すトレーニング方法。
元々は陸上競技中長距離においてスピードを持続する能力向上ために開発された方法である。その後、様々なスポーツにおいてトレーニングに応用されるようになった。
効果は非常に高いが、疲労度が高く体にかなりの負担がかかるので、その準備段階として十分に運動器群のコンディション及び有酸素機能を高めたのちに行うことが望ましい。
https://www.youtube.com/watch?v=kJxFAc0rSpM
「限界までやることで体力の最大値が上がる」…そんなイメージでしょうか。
なんか筋トレの超回復とかに似てます。
緩い練習をしているだけではスタミナの上昇も時間がかかるので、早くスパーリングできる体力に到達するためには毎回キツイ思いをしなければいけないと…/(^o^)\
インターバルトレーニングをやってみた結果
ミット打ち後のバテバテ状態にサンドバッグ叩きを頑張ってやってみました。
死ぬほど死にました。
でも、「キツイ、死ぬ!」と思う限界を超えると、逆に頭がすーっとして、むしろ気持ちよくなっていくのを感じました。
なんだかやばそうなあれですが、同時に「これがリミッターを超えた感覚」なのかなとも思いました。
キツイ時にさらに自分を追い込むのはとても効果がありそう。
しばらくはこれを続けてみます。
参考サイトなど
トレーニングをすると体が変化するのには科学的な理由がある(早稲田ウィークリー)