グリップ交換補修に自己融着テープを使ってわかった注意点やおすすめ
2021/09/18
懸垂スタンドのグリップに巻いてあったスポンジ?がボロボロになったので、自己融着テープを巻きました。
滑り止め効果は抜群ですが、一方でデメリットもありました。今回はそんな話をしていきます。
私の場合は懸垂スタンドのグリップでしたが、他の用品にも応用できる内容です。
- 古いバドミントンのグリップ
- テニスラケット
- バット
- 自転車
など、ボロボロになったグリップを交換・補修したいという方はぜひ最後まで読んでみてください。
時間が経つとボロボロ落ちるグリップカバー
10年以上前に買った懸垂スタンド。久々に筋トレやろうと引っ張りだしたところ、グリップがボロボロになっていました。
上記はグリップ部分についてる滑り止めカバーです。
素材はたぶんウレタン。固めのスポンジっぽくて弾力があり、他の用具でもよく見かけるやつです。時間が経ってすっかり劣化していました。
手に握っただけで、こんなに剥がれ落ちた粉?がつきます。床にも落ちまくる。
というわけで対策方法を探しました。
自己融着テープが良さそうだった
リサーチの結果、「自己融着テープ」というのが良さそうでした。
自己融着テープとは、ゴムっぽい素材でできたテープのことです。テニスラケットのグリップなどによく巻かれてるアレです。
防水性能が高いため、グリップとか以外でも金属管の修理に使われることも多いようです。
というわけで以下を買いました。
自己融着テープは実は100均にもあります。どの商品がいいかについては後述。
グリップに自己融着テープを巻いてみた
箱の裏面に書いてある使い方を読んで巻きます。
ボロボロになったウレタンスポンジを剝がすか残すか迷いましたが、残した方が弾力があっていいだろうと考えて残しました。
ぐるぐる巻きにしました。
自己融着テープは、「テープ」という名称ですが接着面にノリはついておらず、表面同士のゴムが自然にベターっとくっつくテープです。つまり「自己融着」するわけです。
道具はカットする時のハサミくらいしか使っていません。
グリップに自己融着テープを使った感想
数日使ってみたんですが、メリット・デメリットがありました。
滑り止め効果はとても強い
自己融着テープはゴム製なので、摩擦が減り、手のひらが食いつくようにグリップ力が上がります。
が、それは裏返しにデメリットにもなりました。
私の場合は前述の通り、懸垂スタンドのグリップに巻いたわけですが、懸垂をすると全体重がかかるので手が痛くなります。手に豆ができやすい気がしました。
なので現在はグリップの上にタオルをかぶせて懸垂をしています。
自己融着テープ巻いた意味ねーと思うかもしれませんが、ボロボロになったスポンジの上から巻いているため、素のバーに巻き付けるよりも弾力があります。スポンジが剥がれ落ちるのもなくなりました。
ベタつきやニオイは数日で取れます
最初はゴム製品特有のべたつきというか、手に悪い意味でゴムがくっつく感じがありましたが、数日でなくなりました。ニオイも消えました。
おすすめの自己融着テープ
結論からいうと
- ニトムズ
- 日東
このどちらかをネットで買うのがおすすめ。
理由は単純にコスパが良いからです。
自己融着テープは100均にも売ってますが、ネットで買ってるやつのほうが1mあたりの単価が安いんです。
ダイソーは2mで100円。
ニトムズ、日東は10mで480円くらい。
僅かな差ではあるんですが、長さもある程度必要なので、それならネットで工業メーカーの作る定番商品を買ったほうが良いです。他にも用途はありますしね。
私は最初に100均のやつを買い、その後にネットで追加購入しました。
自己融着テープはセリアでも探しましたが、ダイソーにしかありませんでした。
ダイソーのは他のやつよりも厚めで伸びやすいです。パッケージ裏側には「伸ばして貼ってください」とある。
必要な自己融着テープの長さについて
懸垂スタンドの場合、片手のグリップ部分に必要な長さは1.3mほどでした。両手なら2.6mくらい。
自己融着テープは厚手なので、巻き方は一重で十分だと思います。
ニトムズ、日東はどちらも老舗の国産メーカーなので品質には差がないと思います。値段もほぼ同じ。どっちでもいい。
ニトムズ プロセルフ 自己融着ブチルゴムテープ No.15 電気 絶縁 水道管の防水 強力接着 幅19mm×長さ10m×厚...