大逆転裁判2 第1話のネタバレ感想: 相変わらず掛け合いが面白すぎ
2021/07/23
大逆転裁判2の第1話をプレイした感想を書いていきます。
プレイ後の感想というよりは、リアルタイムでプレイしつつ感じたことを書きなぐっていく日記風。
第1話のネタバレありなので未クリアの人は注意です。
1話の感想
敬語同士の丁寧な掛け合いが上品に面白い。タクシュー台詞センスありすぎだろ
今回の作品をプレイしてまず10分で感じたのは、やはり台詞や掛け合いの出来の良さです。初プレイでもそれぞれのキャラと特徴が頭に区別されてすんなり入ってくるし、その上でテキストの面白みも感じられました。
たとえば、冒頭のスサトとミコトバの掛け合いは基本的に敬語なんですが、言葉遣いが丁寧でも面白みがあるんですよね。
今作も掛け合いが抜群に面白いです。調べてみたら脚本またも巧舟さんなんですね。この人が制作したゴーストトリックも遊んだけど本当にテキストのセンスが高いですよね。
巧氏のギャグは、誰かを傷つけて笑いをとるタイプではなく、言葉遊びとシュールな間が面白いタイプ。毒舌でも下ネタでもないので万人受けしそう。まったく不快になりません。このギャグのバランス感覚は卓越しています。
チュートリアルはスサトの男装「成歩堂龍太郎」
私が逆転裁判シリーズで毎度ひそかに楽しみにしてることとして、第1話のチュートリアルをどんな状況にしてくるのかってのがあります。
第1話ってゲームのシステムを初心者にわかりやすく導入する役割があるので、操作キャラを通して、プレイヤーが自然に「法廷記録」や「尋問」などを説明される状況が必要になります。
でも主人公は基本的に法務関連の人間なので、毎度説明されるのも話的に違和感が生まれてしまいます。「お前専門家なのにそんな初歩的なとこわからないのはおかしくない!?」みたいな。
逆転ではその違和感を出さないために、
- 主人公の初めての法廷ということにする
- 主人公が記憶喪失で初心者レベルに戻る
- 新米弁護士キャラを操作させる
など、毎度凝った状況を用意しています。
で、今回はどうかというと、なんとスサトを男装させて新人弁護士にwwwこれは想像の斜め上でした。
確かにスサトは法務関連の人間ですが、今までは助士だったので単独での弁護は初めてみたいなものです。緊張しているので「法廷記録」などを説明されても違和感がない。
こうきましたかー。発想に拍手です。
まさかのジゴクセイシロウ
なにげ1話で一番驚いたのは日本の裁判長にパーソナリティが付与されたことです。
そう、あの和なサイバンチョ!法廷の進行役にまさかの名前が登場。ほんと驚きました。しかもジゴクって。一行程度しか出てこなかったけど、相当なインパクトでした。
これまでなら逆転シリーズの裁判長は、ただのリアクション役だったはず。準モブみたいなもので名前はいらなかったはずです。今回、名前がついたということは物語の壇上にあがるということでしょう。かなり意味深。
裁判長が犯人という展開くるか!?いやもう来るだろうこれは!司法のお偉いさんですら犯罪犯してるしこの世界。
今までにないパターンの予感にワクワクします。そういや検事あたりでもサイバンチョの立ち絵あったりしましたよね。
裁判や他のキャラについて
残りは感じたことを箇条書きで。
- OPムービー、スサトが声付きで喋ってる!この声優さんの声めっちゃかわいい。大和なでしこなキャラにもあってる。
- スサトは友人も「さま」づけで呼ぶのか。他人行儀になりそう。
- ハオリさまは乙女っぽい恥じらいの表情が良かった。
- 細長またか!面白いキャラだが登場回数多いな。日本側の刑事として使いやすいんだろうか。あるいは作者のお気に入りだったりするのだろうか。
- 漱石は相変わらず面白い。写真を再現した憂いのポーズは毎回笑ってしまう。デフォルメされてるのによく特徴捉えてあるなぁ。
- 1話のタイトルイラスト、「夜は短し歩けよ乙女」を思い出した。
↓文章がユーモラスでかなり面白いので逆転好きにもおすすめ。
あとアウチの断髪シーンで、亜双義の名曲使うのやめい。1の感動が粉砕されるじゃねーか。wwww
第1話プレイ終了後の感想
1話は導入編ということでしたが、前作の説明などがところどころ入っていて丁寧な描写でした。
今作は完全に続きものですが、新規でここから入る人ってどれくらいいるんだろう。
これから前作の謎や伏線がどれくらい回収されるのか楽しみです。さあ、どんどんプレイしていきますよ!2話の感想へ