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大逆転裁判2 第5話のネタバレ感想: すべて解決する見事な大団円

2021/07/23

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大逆転裁判2 感想

大逆転裁判2の第5話をプレイした感想を書いていきます。

プレイ後の感想というよりは、リアルタイムでプレイしつつ感じたことを書きなぐっていく日記風。

ネタバレありなので未クリアの人は注意です。

5話の感想

キャラの配置が素晴らしい最終法廷

大逆転裁判2 5話感想

まず5話に至るまで、至ってからのキャラの配置が素晴らしいです。

法廷の布陣は、弁護席に成歩堂とスサト、検事席に亜双義、被害者がグレグソン、被告人がバンジークス、裁判長にヴォルテックス。

どのキャラも浅からぬ因縁を持ち、ぽっと出ではないメイン級のキャラクター。こいつらが絡んで、メインの謎がどんどん明かされていく法廷が面白くないわけがない。

濃すぎる。1、2のあらゆる伏線や積み重ねが、この最終話のためにあったかのような、完ぺきな配置です。

これまでどのシリーズでも、「裁判長の席」だけは不可侵でした。弁護士も検事も被告も濃いキャラで埋まっているのに、裁判長だけはいつものおじいさんが座っているのがちょっともったいなく感じていたんですよ。(サイバンチョは好きだけど)

だからこそ、裁判長の席にヴォルテックスが座ったのは鳥肌ものでしたね。このもったいぶった黒幕感あふれるキャラはやっとここに、こういう形で参戦するのかと。法廷で、裁判長の席に収まる黒幕なんて初じゃないですか。

5話はどこで切り取ってもカタルシスを感じるような、シリーズ最高傑作レベルの出来栄えだと思いました。

ジゴク、やっぱりお前だったのか!

大逆転裁判2 5話感想

今作大活躍のトランク

グレグソンを殺したのはジゴクでした。

知ってたよ。

裁判長のくせに、急に名前を出して個人を主張したりしやがるから、お前がなにか良からぬことをするんだろうと予想してたよ。記念写真でも目がまったく笑ってなかったしな!

しかし残念です。ジゴクは、大逆1-1話で司法の独立を守ったりして男気を見せていたんですが、後半からやたらと小物ぶりが目立ってました。

大逆転裁判2 5話感想

本格的に悪事が露見する前から、ホームズがあまりにも遠慮なくディスるんで「あ、もう作者のお墨付きでこいつ悪人なんやな」と勘付いたというのもあります。

案の定、ホームズを娯楽小説の主人公とか言ったり、成歩堂や亜双義を小馬鹿にしたりして、ジゴクは攻撃的な性格を露呈していきます。

というかキミ、なんか裁判長時代とキャラ違くない??

大逆転裁判2 5話感想

お前がっつり留学してただろ!

彼が裁判長をつとめる話をやり直すと、違和感もつこと請け合いです。威風堂々とした立ち姿が好きだったんですけどね。

ホームズが万能すぎる。あの未来ガジェットの数々はなんだ

大逆転裁判2 5話感想

後半はホームズの全知全能ぶりが半端じゃないです。

ナルホド「ホームズさんはこれを見越していたのか…(感嘆)」

見越しすぎだろ。

詳しく検証してないんですが、あの先回りの数々は、ホームズの持ちうる情報で本当に可能だったんでしょうか。あらゆる場面で先手を打ってましたよね。あれ推理の範疇こえてないですか?

もう一つ気になったのが、終盤に出てくる明らかにオーバーテクノロジーなガジェットの数々です。

なんだ、あのウサギ型ケータイは。なんだ、あの3D立体投影マシンは。20世紀どころか21世紀も飛び越えてるんですが…。

まあ、面白かったから許せるけどね!

ヴォルテックスは上から殴るに限るぜ!

死神およびプロフェッサー事件の黒幕はヴォルテックスでした。

絶大な権力を持ち、言葉巧みに周りを操る彼を、果たしてどうやってやっつけるのか?

 

正解は…

「万能キャラと化したホームズが、突如として物語内に「女王」を引きずりこみ、さらなる権力で上から殴る」でした。wwww

大逆転裁判2 5話感想

それまでチラホラと名前しか出てこなかった「女王陛下」が、物語を止める手段として最後に登場。

さすがにデウス・エクス・マキナ感を禁じ得ませんでしたね…。(デウス・エクス・マキナとは、突然登場した「神」が物語を強引に解決してしまう作劇の禁じ手)

絶対的な権力を誇示するヴォルテックスを、別の絶対的権力をもって潰すという意味では因果応報的ともいえますが、いきなり「女王登場でドーン!!」は、なんだか最後雑になったなぁという印象を受けました。

まあ、面白かったから許せるけどね!

ヴォルテックス、黒幕なのに裁判の進行がわりと公平でしたね。ギリギリまで威厳を保っていて良い悪役でした。テーマbgmもよかった。

ところで「プロフェッサー」って、結局なにが由来だったんでしょう…。ミコトバ教授や、モリアーティ教授へのミスリード狙い?


第5話プレイ終了後の感想

大逆転裁判2 5話感想

とても充実した最終話でした。面白かった。

亜双義しかり、バンジークスしかり、アイリスしかり…キャラの家族問題が根幹にあった作品でしたね。成歩堂はプレイヤーの分身なので、家庭の香りは匂わせもしませんでしたが。

1をプレイし直したくなるほど、出来のいい作品でした。BGMも最高。スタッフの皆さまお疲れさまでした。いい作品をアリガトウ!


続編・大逆転裁判3は出るのか?

間違いなく出るでしょう。

商業的に、出すだけで利益が確定する「人気作品の続編」を出さないとか、ありえないですからね。綺麗に終わったトイストーリーですら続編が制作中です。そんくらい商業的な意図は作品への想いを凌駕するものです。

どっかのインタビューで、「続編は巧さんがアイデアを思いつき次第」とありましたが、経営陣からしたらなにを「つきつけて」でも、絶対に続きを作らせたいはずです。

素材の面でも、切り裂きジャックとか、怪盗ルパンとかまだまだ面白そうなネタがたくさんある。

ファンもこの世界の続きが観たいと望んでいる。

これだけ「証拠」が揃ってて、続編が出ないはずがないじゃないですか。私たちはきっと遠くない未来、また彼らに会えるはずです。

 

3が出ないときは、

逆転裁判らしく、はりきって「この台詞」を叩きつけたいと思います。

 

 

 

 

 

「ちょっと!」

 

 

 

 



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