青色申告で提出する必要書類まとめ
青色申告をする場合に、税務署に提出する書類一覧をまとめてみました。
青色申告する前には、開業届け手続きが必須です。
もしまだなら開業手続きに必要なことまとめも参考にどうぞ。
青色申告に必要な提出書類
青色申告の際に、税務署に提出する必要がある書類は以下の通りです。
- 青色申告決算書(4ページ分)
- 確定申告書B(2ページ分)
- 添付書類台紙(2ページ分)
これら計8枚の書類が必要となります。
一つずつ詳しく解説します。
青色申告決算書(計4ページ)
決算書は4ページからなる書類で、1ページごとに内容が違います。
1枚ずつ見ていきましょう。
損益計算書
1ページ目は損益計算書となっています。
損益計算書は、一定期間のうちの事業の経営成績を示した表です。
事業の収益、かかった費用などから、利益を算出します。
損益計算書の明細書・上
2ページ目は損益計算書の中身をより詳細に分解した項目を埋めます。
月別の売上はいくらか。
給料賃金はいくらか。
専従者がいれば、給与はいくらか。
損益計算書の明細書・下
3ページ目も引き続き、損益計算書の中身をより詳細に分解した項目を埋めます。
経費で購入した10万円を超える物品の費用や耐用年数など。
地代家賃はいくらか、按分するならどの程度かなど。
賃借対照表
4ページ目は賃借対照表です。バランスシートとも呼ばれます。
賃借対照表は、年度終わった時点でその事業に属する資産や負債などを示した表です。
確定申告書B(2ページ分)
確定申告書Bは2枚の用紙からなります。
1ページ目は事業収入、所得金額、各種控除などを記入します。
支払う税金もこの時点で計算され、確定します。
2ページ目は1ページ目とほぼ同じ内容です。
職業によっては事業税を課されることもあります。
添付書類台紙(2ページ分)
添付書類台紙は、源泉徴収票やマイナンバー、各種控除等の証明書を貼りつける用紙です。
記入事項は名前と住所のみとなっています。
マイナンバーの貼り付け欄がありますが、現状ではマイナンバーなしでも受理されます。
罰則も特にありません。