30代初めて腕時計。あれ…機械式てクオーツ式と比べて利点なくね?
2021/07/23
アラサーで恥ずかしながら初めて自分で腕時計を買おうといろいろ調べています。
で、いろいろ調べてるうちに「機械式ってもしかして全然メリットないんじゃね?」と思い始めてきました。
今回はそんな話です。初心者目線でちょっと意見まじえて書いてみようかと思います。
目次
腕時計は主に2タイプに分けられる
まず腕時計とはどういうのがあるのかと調べてみてわかったのがこれ。腕時計は「なにで動いているか」で大きく二つに分けられるということ。
- 機械式:時計の横にネジみたいな回せるものがついていて、これが動力となっている。定期的に自分で回して充電する必要がある。
- クオーツ式:いわゆる電池式。小さな時計が入っていて、10年くらいなんもしなくてももつ。
この簡単な説明だけでもわりと「クオーツの方が楽そう」と思うものですが、さらにそれぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
機械式のメリットとデメリット
機械式のいいところ
- 寿命が長く、大事に扱えば長く使える
- 高級時計はだいたい機械式
- なので、ステータス性がある
- 精巧な造りの芸術品を持つ喜びがある
- 男のロマンがある
機械式の悪いところ
- 長く使うためには適切なメンテナンスが数年に一度必要(依頼レベルのわりとガチな内容)
- アナログゆえに時間に誤差が生じる
- 高い物が多い
クオーツ式のメリットとデメリット
クオーツ式のいいところ
- メンテナンスが不要
- 電波式は誤差もほとんど出ない
- ソーラーなら電池交換必要なし
- 全世界時間対応の電波時計がある
- 価格は機械式と比べて安い物が多め
クオーツ式の悪いところ
- 電池の限界で一生は使えない(長くて10数年らしい)
- 高級腕時計にクオーツ式は多くない
クオーツ式のが便利そうな印象
初見で調べた時点で、「機能的にクオーツ式、もっというとソーラー電波式が最強じゃね?」と感じました。
クオーツ式は寿命は長くないけど、メンテ不要で誤差もない。
逆に、機械式は寿命は長いけどメンテ必要で、一週間に一度誤差を直さないといけない。
実際やれば大したことない作業かもしれないけど、この先数十年分のメンテナンスの手間を想像すると、負担に感じる気持ちは大きいです。
この時点で、クオーツ式にかなり心が傾いてます。さらに…
機械式のメリットがほとんど「抽象概念」な件
これなんですよね。
上のメリットのとこで挙げられている機械式の長所の一つに、私が調べたどのサイトでもいわれていた、ある抽象的なフレーズがあります。
それは「機械式はロマンがある」ということ。
デザインに面白みがあるとか、遊び心が感じられるとか、造形美があるとか、言い方はさまざまでしたが、要約すれば「ロマンを感じる」ということですよね。
これって長所にしてはすごく抽象的すぎやしませんか?
や、もちろん男としてロマンはわかります。理解できます。時計の中のカッチリと動く歯車の仕掛けは想像するとワクワクします。
でもなぁ…。
デザインも高いのと安いので正直そこまで違いがわからないし、上限なしの価格とメーカーの名前でロマンを感じるというのは、その裏にある各企業のブランディング活動に盲目的に踊らされてる気がして、どうも気乗りしません。
腕時計において、少なくとも機能面の快適性は「クオーツ>機械式」ということがどうやらいえるのかなと。
ステータスを重視しないなら電波ソーラーが超便利
ステータス性を意識しないなら、私はなるべく手間がかからないものがいいと思っています。
そういう面で見ると、クオーツ式の電波ソーラーなる腕時計がすごくよさそうなんですよね。
時刻も常に誤差なく自動であわせてくれて、電池交換の必要もなし。寿命は数年らしいですが、数年後にどんな好みになってるかわからないので、その時また買いなおせば良さそうです。
あとはデザインとかよさげなのあるかなといったところ。Amazonとかでも、いろいろなデザインがありますね。デジタルはなんか好みじゃないから、アナログ表示。
さて、どんな時計買おうか…。