ウルフオブストリート感想レビュー:活気あふれる下品さ満点の詐欺師譚
2013年のアメリカ映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を観ました。この記事はその感想レビューとなります。ネタバレあり。
いや~下品な映画だった!ゲームでいうところのGTA5みたいだった。面白かった。
目次
ウルフ・オブ・ウォールストリートあらすじ
主人公ジョーダンは投資会社を経営している金持ちのクソ野郎だ。
彼がいかにして、今の地位にのしあがったか。ドラッグと女にまみれたクレイジーな半生を描く。
ウルフ・オブ・ウォールストリート感想レビュー
証券マンはドラッグと女で毎晩らんちき騒ぎ!
まず最初にこの映画下品すぎwこれに尽きます。
冒頭からディカプリオ扮する主人公ジョーダンに自己紹介がもうめちゃくちゃ下品です。「俺はうなるほどの金持ちでリッチなクソ野郎だ。妻もいかしたセクシーなブロンドで、お前ら雑魚庶民には及ばないほどの人間なんだよ」とぶっとばしていきます。
続く新人時代も就職先の上司がぶっ飛んでいて、ランチ中に週何回ナニをすべきと謎の講義をされます。上司もどうやらキマっている様子。のっけからこんなんだから、観る側は「ははあこういうノリなんだな」とテンションもあがります。
元ネタは実話らしいがどこまで本当なの!?
中盤まで怒涛の勢いで出世していく主人公。あらゆる金持ちノリッチライフと、夜の社交界的な世界が存分に描写されますが、これ本当かよと思いましたね。
なにせこの映画は実在の人物の自伝を映画化したものなので、多少の脚色はあれど基本は実際に起こったことらしいです。金魚を食ったり、エレベーターでアレしたり、アメリカの証券会社ってこんななの!?と誤解せん勢いでした。いや、しないですけど。
ところどころ胸糞悪いシーンもある
ウルフオブストリートは全編が陽気な音楽とテンポで進み、主人公がガンガン成功していくため痛快さもあるんですが、ところどころに胸糞の悪いシーンもあるんですよね。
最初の起業したての時に客を馬鹿にしくさってクズ株を売りつけるとことか、描き方は楽し気なんですがみてると「このクソ野郎が!」と思ってしまいました。
善良で小心な人を口車にのせて、騙しつけて高い物を売りつける。しかもそれを仲間と嗤いあっている。いやー、良くないですよ。
あとは妻と離婚するところも、ナオミにボディーブローかましたり、ラリって子どもを車に連れ込んだり、ひどすぎて笑ってしまいました。クスリだめ、ぜったい。
そのせいか、後半ひどい目にあっていくのはなんだかスっとするところもありました。
痛快なクソ野郎ジョーダン
声に出して笑ってしまうところもたくさんありました。エマおばさんと「誘ってるのか?」と探り合いになったところとか。
ヤクでラリってカントリークラブでぶっ倒れるとことか、帰って電話でもみ合うとことかもひどいシーンだったw
エマの葬式よりモナコ行くぞ!シケくらい大丈夫だろ!?ええ、まあ…→船沈没。
怪しいセミナーCM撮影中にFBI登場→逮捕も面白かった。
まとめ
とてもブラックなユーモアの効いたスパイシーな映画でした。いろいろいったけど、楽しめました。
冒頭でもいいましたが、ゲームのGTA5(グランドセフトオート5)に出てくるセレブの町「ロスサントス」もこんな感じの描かれ方なんですよね。
セレブの金持ち連中はイカれた倒錯者で、全身整形のクソヤローばっかだぜ!HAHA!みたいなね。アメリカのセレブどんだけ評判悪いのw
- 下世話で下ネタが好き
- 主人公がテンポよく成功する痛快な話
こういうのが好きな方に「ウルフオブウォールストリート」おすすめです。
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